クロード・フランソワの伝記映画『最後のマイウェイ』(原題:Cloclo)観てきました。
共同制作にはクロクロ本人の息子・マルクの名前も。
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クロクロ本人よりはジェレミー君のファンな私…
ミーハーにDVD取り寄せたりして鑑賞済みではあったし、大画面でジェレミー君拝みたいなんて煩悩で見たんだけど、見れば見る程、と言うよりも、知れば知る程、クロクロのことが好きになってました。
クロクロの人生は(ジャネットとの初婚について触れられてないけど)Wikipediaが語っているのでここでは割愛するとして。。。
(あまりにも壮絶!映画ではプロヴァンスの事故は描かれてなかった)
アイドル以外にもビジネスマンとして上へ上へ、さらに上を目指すクロクロ。
一言で言うなら「貪欲」。才能よりも努力で、どん底が目の前に見えても這い上がる。
商業的に大成功っていう単純なサクセスストーリーじゃなくて
父親との確執とか失恋で悲しむ姿とか、彼の影の部分を描く時間が長いから、
この上なく傲慢な彼にもなぜか共感出来るのがこの作品のいいところだと思うのです。
17才の頃の体のラインと額の皺以外は完璧にクロードを演じ切ったジェレミー君。
だけどクロクロを支える人たちもすごい役者揃いでした。
役づくりのために体重を増やしたと言うブノワ・マジメルくん。
最初出て来たときまさか…と思ったけど。
彼が演じるポールはクロクロのマネージャー。チンピラっぽい風貌だけどめっちゃいい奴。
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そして前も書いたけど、フランス・ギャル役のJoséphine Japy(ジョセフィーヌ・ジャピ)ちゃんがかわいすぎる。
本物のロリータっぷりに透明度をプラスしたジャピ嬢。
「愛のあしあと」でサニエ嬢も着てた水玉コートとか、白いミニワンピとか、彼女のファッションも見てるだけでドキドキしちゃう。
ビノシュ様に似てる…と思ったのは私だけかな…
↓フランス・ギャル本人と比べた写真が出回ってたので拝借。んー、二人ともかわいい☆
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アナ・ジラルドがド金髪なのはすぐ目が慣れます。
彼女に共感することで、それでもクロクロを愛し続ける理由がわかる気がします。
あ、なかなか「アレクサンドリ・アレクサンドラ」が流れないんですが、ジタバタしないでください。
最後まで待ってーーー!
このインタビューの時のジェレミー君、いいなあ…
今週末にはセルジュのドキュメンタリー「ノーコメント by セルジュ・ゲンスブール」も公開。
テテ&トリヨの今秋の来日公演もあわせたこのトリコロールなフライヤー、見つけたら即ゲットですよー。
中のテキストもすごくいいです!
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セルジュとクロクロ、全く異なる二人。
映画2本ハシゴする人も多いんだろうなー。
そして今年はかなり出遅れたドゥマゴのパリ祭り。最終日にちょっとだけ見れました。
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ついに、ついに、クロクロの映画が日本に上陸したのですね(ToT)
このブログで教えて頂いてから半信半疑で待つこと約一年。あぁ、やっと!やっと!!
私も勿論観てきました。図々しくテレビ取材にも応えてきました。
ジェレミー君の熱演素晴らしかった!クロクロの華やかな成功の陰にあんな苦労があったなんて、クロデッツを従えてチャラチャラ踊る姿からは想像もつかず。
脇役もみんなキャラが立っていて見応えある作品だったと思います。
倉越様
やっと、やっと!ですねー。無事に公開してくれてよかったです{ハート}
そう、影のクロクロを描いていたからチャラ度も気になりませんでした。
私、彼のことを全然知らなかったなー…と。
二時間半と長い映画ですが全然尺が足りないですよね。壮絶な人生でした。